学力向上個別指導 わかば学院

学力向上個別指導|わかば学院
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高校生の進路選択の劇的変化

現在の大学入試は、保護者世代の大学受験とは大きく様変わりしています。かつて主流だった学力勝負の「一般入試」は全体の約4割となり、大学進学者の約6割が推薦系選抜で進学しています。

そのため、大学受験は「高3から頑張る」のではなく、定期テストや提出物を確実に積み重ねて高1から評定平均を維持することが極めて重要になりました。とはいえ、大学進学者の4割は、昔ながらの学力勝負で進学します。やや少数派とはなりましたが「高3から頑張る」選択肢も健在です。

また、大学の価値基準も大きく変化しています。たとえば、「早稲田大学に合格しながら、武蔵大学 国際教養学部を選ぶ」受験生もいるのです。
武蔵大学にはロンドン大学の学位を取得できる国際プログラムがあり、世界ランキング30位前後とされるその大学の学位は、国際的には早稲田大学(200位前後)より高い評価を受けるためです。グローバルな活躍を目指す高校生は、ロンドン大学を視野にいれるでしょう。
武蔵大学をお勧めしているわけではありません。保護者世代の大学の序列が、現在はそのまま当てはまらない具体例の一つとして挙げました。

大学選びは「知名度」より「学べる内容」で判断する時代になりつつあります。

さらに、文理の境界も変わっています。保護者世代では「心理学=文学部」のイメージが一般的でしたが、今では脳科学・AI・認知科学などの発展により、理系学部で心理学を学べる大学が現れてきています。(例:香川大学 医学部 臨床心理学科)。


逆に、理系学部なのに文系3科目で受験できる大学も存在し、進路選択の幅は過去に比べものにならないほど広がっています。(例:東京農大/千葉工業大学共通テスト利用受験/東京都市大学 デザイン・データ科学部等)

このように、入試方式・評価基準・大学の特徴・学べる分野などが大きく変化する現代では、従来の感覚だけで進路を決めてしまうのは危険です。


実際に、

  • 保護者とお子さまの志望大学のイメージが一致しない
  • 保護者の認識が30年前のままアップデートされていない
といったギャップが、進路選択を難しくするケースもあります。

わかば学院では、最新の入試制度・進路情報を踏まえた進路指導を大切にし、「お子さまの目標と今の時代に合った進路選択」を、生徒さんとともに探っていきます。