講師が生徒さんの横につく一般の個別指導では、講師の主力が学生さんであることをご存知でしょうか。学習指導のプロが指導していない場合も多いのが現状です。わかば学院ではプロ講師のみでアルバイトの講師はおりません。ベテランのプロ講師による授業を適切な学費で受けることができます。また、豊富な経験からおひとりおひとりに合った学習体制のご提案も行います。
「個別指導塾」の基本的な運営方法は昔と変わらない
20年ほど前に「個別指導塾」が急成長してきた時、私は「個別に指導する」という発想に驚きました。というのは、その頃私は某大手予備校の講師をやってまして、当時担当していた1クラスの最大人数は、何と250名。授業をしているとき、後方の生徒さんの顔が霞んで見えるほど広い教室でした。板書もバカでかい字を書かないと、後方の生徒さんには読めません。 そんな職場環境でしたから「個別に指導する塾」は、私にとって画期的で、そして魅力的でした。 「学費が多少高くても、講師の先生がアルバイトの先生だったとしても、一人一人みてくれるんだから、まあ仕方がないかもしれない。これは画期的なビジネスモデルだ」と、塾業界の人間として感じたわけです。
そして今、 少人数指導・個別指導はごく当たり前のものになりました。良いことだと思います。 私も予備校から転じて、個別指導塾を運営するようになりました。しかし変化の激しい世の中で 「個別指導塾」の基本的な運営方法は昔と変わりません。 つまり、個別に指導してくれる講師の先生は、学生さんを含むアルバイトの先生が主力ということです。
アルバイトの先生が講師陣の主力は
時代のニーズにあっているか?
わかば学院を始める前、私はあるフランチャイズの「個別指導塾」を運営していました。生徒募集期にはテレビでCMを流す大手で、講師1人に対して生徒さんが2名、いわゆる「1対2」の形式の普通の個別指導塾でした。個別指導塾というのは、生徒数が増えてくると講師の先生の数も増やさなければなりません。 すると、どうしても講師の主力は学生さんのアルバイト講師になってしまいます。 私の場合は、幸運なことに多くの良心的な学生講師の先生に恵まれました。しかし現実問題として、授業の質を保ち続けてくれる学生講師の良い先生を将来もずっと確保し続けることができるかというと、なかなか難しいものがあるように思えました。学生さんの場合、就職活動や卒論の関係で、大学卒業まで講師を続けるのは難しいことです。塾の先生をやってもらえるのは、大学3年生くらいまででしょうか。 つまり、常に「塾講師初体験~講師キャリア2、3年の先生」を中心にして生徒さんのご指導をすることになるわけです。この経験年数ですと、お一人お一人の生徒さんに合わせて説明の仕方を変えたり、問題を選んだりしていくのはちょっと難しいかもしれません。
今の個別指導塾に求められるものは、二つある
「普通の個別指導塾」を運営しながら、私は次のような不安と疑問を持ち始めました。 良い講師陣に恵まれるという幸運はいつまで続くのだろう?また、諸費用や教材費まで含めて、英数2科目受講で毎月3万円前後の学費を各ご家庭から頂戴するわけです。この金額でプロが教えるならともかく、アルバイトの学生先生が講師陣の主力というのは、はたして今の時代に求められているものなんだろうか?
「時代に合った個別指導塾」があっても良いはずです。今の個別指導塾に求められるものは二つあると私は思います。 一つは「プロが教える個別指導」、二つめは「適切な学費の個別指導」です。
いくら「個別」だからといって、例えば中学3年生の夏期講習に高額すぎるお金がかかるというのは、いかがなものでしょうか。この二つを両立させるために、私は「わかば学院」を開校しました。個別指導塾をご検討の方は、ぜひ一度お問い合わせください。